オリジナルTシャツについて色々解説しております。
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オリジナルTシャツに必要な道具 その2
修正ペン
この”修正ペン”の使い方は、シルクスクリーンにオリジナルのデザイン画を型抜きしたとして、
ここで「網状」となっている部分からインクが染み出すのですが、仮にデザイン部以外の場所にもキズなどが付いて穴が開いてしまったような場合には、その場所からもインクが生地に漏れていってしまいます。そうした場合に使うのが、その穴を修正する液体であり、それをスティック状のペン・つまり”修正ペン”で塗ることで穴を塞ぐのです。
太陽露光の時点で失敗をしてしまって、デザイン部分の周りが網状になってしまったような場合に、この修正ペンを使うこととなります。
また、枚数をプリントしていくと、シルクスクリーンに穴が開いてしまう場合がたまにあるので、そうした都度確認して修正ペンで穴を塞ぐようにしましょう。
OHPフィルム
パソコンなどからあなたの作ったTシャツのデザインを印刷し、シルクスクリーンに型抜きをする際には、この”OHPフィルム”が必要となります。
OHPフィルムは、太陽露光をする際に、デザイン部分以外の空白になっている部分に、より多く太陽光がシルクスクリーンに当たるようにするためのものです。
シルクスクリーンは、太陽や電気の明かりに当てることで、水に濡らしても大丈夫で、問題の無い形に変化します。
こうした現象を”露光”と呼びます。
この露光させない状態で水につけてしまうと、表面にコーティングされた感光剤が溶けてしまって、プリントしたデザインが網戸のようになります。
シルクスクリーンというのは、この網の部分からインクをにじませ、刷り込みます。つまり、デザイン部分が網状となり、それ以外の部分では、インクを通さないような形にします。
そこで、黒いインクで影を作って、その他の部分では、できるだけ太陽が当たるようにするため、この透明になっている”OHPフィルム”が必要になってくる・・というわけです。
木枠
”木枠”は、シルクスクリーンを張る枠となります。
この木枠には、ミニ黒板や、コルクボードなどを利用します。
この木枠にシルクスクリーンを「たるみ」が無いように張って、版画の版が完成する・・という形になります。
”枠”は、
太陽露光した後にサイズを確認したう上で、そのサイズに合った枠を買うか、あるいはOHPフィルムなどで大きさを確かめてから買うことをおすすめします。
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Last update:2023/2/27